ふくしまICT未来フェア2016を開催しました

ふくしまICT利活用推進協議会では、
地域づくりやまちづくりにICT(情報通信技術)を利活用している取組事例や、
未来につながる最新の技術に関する講演会や展示会を開催することにより、
ICTを活用したふくしまの復興と地域の活性化に寄与することを目的として、
「ふくしまICT未来フェア」を毎年11月に開催しており、

今年度は11/17(木)にコラッセふくしまで開催いたしました。

のべ1,200名以上の御参加をいただくなど、

大盛況のうちに終えることができました。

多数のご来場、誠にありがとうございました。


■特別講演

 演題:厚切りスピーチ!! in ふくしま

     ~ITのコト、日本人に伝えたいコト~

 講師:株式会社テラスカイ グローバルアライアンス部長 / お笑い芸人

     ジェイソン・ダニエルソン(厚切りジェイソン)氏

 

大変多くの方にお越しいただきました。

残念ながら講演中のお写真は公開できませんが、

日米の職場環境の違いやIT業界の違いなどについて

ユーモアを交えてお話しいただきました。


■ランチタイムセッション

 県内で活動するICTコミュニティによるトークセッション

 トークテーマ:ふくしま、ICTコミュニティ。これまでと、これから。

 参加団体:Code for Aizu(会津若松市)

        エフスタ!!(郡山市を中心とした全県 及び 東京都、札幌市、仙台市)

        Code for Namie(浪江町)

        いわき情報技術研究会(いわき市)

 モデレータ:会津大学 産学イノベーションセンター 准教授 藤井 靖史 氏

 

 

御登壇頂きました皆様です。

左から、

会津大学准教授 藤井様、

Code for Aizu 西本様、

エフスタ!! 大久保様、

Code for Namie 山田様、

いわき情報技術研究会 高山様

となります。

 

各地域において、コミュニティがはじまっていった

きっかけと、これからどういった方向性で

運営していきたいか、という点について、

それぞれお話しいただきました。


■基調講演

 演題:ディープラーニングが導く、社会システムの新たなモデル

     ~AIの現在地と今後の可能性~

 講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 ワトソン事業部

     慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究員

     後藤 浩幸 氏

 

現在のAI技術に関する概論と、

IBM社の進めるディープラーニング技術について

お話しいただきました。


■事例講演

 演題:ICT × スポーツ

     ~ラグビー日本代表、躍進を支えたテクノロジー~

 講師:株式会社ユーフォリア 代表取締役

     橋口 寛 氏

 

スポーツ選手のトレーニングなどに

ICTが利活用されている事例について、

ラグビー日本代表の事例や、

世界でのICT利用の現状を交えて

お話しいただきました。

■地域情報化セミナー

タイトル:総務省地域情報化施策説明

講  師:総務省東北総合通信局

平成29年度概算要求の内容から、

総務省が進める地域情報化施策について

お話しいただきました。

ダウンロード
ふくしまICT未来フェア2016_地域情報化セミナー資料.pptx
Microsoft Power Point プレゼンテーション 13.6 MB

■展示ブース

全17団体により、地域づくりやまちづくりにICTを利活用している取組事例や、未来につながる最新の技術の展示をいただきました。

出展団体名 出展内容
株式会社エフコム ICTと人がますます密接になっていく中で、モノ・人・情報を結び付け、より便利で快適な社会の仕組みをつくる最新のICTソリューションの紹介
NECソリューションイノベータ ・ターゲット層への最適なサービスへとつながる性別・年齢自動推定システム「FieldAnalyst」
・カメラの映像から特定の人物を高速・高精度に検知する顔認証システム「顔跡/KAOATO」
KDDI株式会社 ソリューション東北支社 ・便利な情報をAR(拡張現実)でぴったり表示!
 スマートグラスで新たなコミュニケーション体験
・IoTでいろんなモノをつないで地域の産業活性化に役立つサービス紹介
株式会社コンピューターシステムハウス オンプレミス環境と複数のクラウド環境を利用した新しいハイブリッド基幹システムの紹介。また、基幹システムで利用出来る特殊なデバイスの展示、体験。
株式会社シンク GPSベースの車両管理システムの紹介。
人・車両・コンテナの管理や車両の保護のための高度な技術“モバイル通信”と“デジタルデータ”を組み合わせた「使いやすく」「実用的」なソリューションを提案します。
東北インテリジェント通信株式会社 事業者間の通信サービスに加えてレンタルサーバー等のクラウドサービス、標的型訓練メールサービスも提供開始しました。また、中小規模事業者に最適な光電話とインターネットサービスも開始しました。
株式会社ドコモCS東北 福島支店 スマートフォン・タブレット等ICTを活用したソリューションやビジネスにおける導入事例の紹介。
日本電気株式会社 福島支店 ARmKeypad[アームキーパッド] 
腕に浮かび上がる仮想キーボード!
新しいユーザインタフェースの紹介。
株式会社東日本計算センター ・会津大学との産学連携によるロボット開発の取り組み紹介
 パネル・動画を使った展示、ドローン展示
・スマートフォンアプリの紹介
 Beaconを活用した地域活性化アプリ “いわきコンシェルン”
 Beaconを活用したイベント案内アプリ
NTT東日本 福島支店 ビジネスシーンや地域活性化、防災等に活用できるクラウド型のカメラやサイネージ、WiFi等のICTソリューションの体験。
また様々な業務課題の解決方法や事例等についての紹介。
福島コンピューターシステム株式会社 ソフトバンク社製Pepperを利用した、ロボットアプリの紹介。
株式会社福島情報処理センター 『紙アプリ』
紙アプリとは“絵を描くこと”を通じて楽しく学べる体験型レクリエーションツールです。
描いた絵が大画面にまるで命を吹き込まれたように動き出し、「自分の描いた絵が、動いた!」という驚きと感動が体験できます。
富士通株式会社 福島支社 観光や教育、産業活性化といった地方創生テーマを中心にした、地域課題解決に役立つICTソリューションの紹介。
国立大学法人福島大学 定点観測画像素材・学習教材を公開している teiten2000システムの他,福島大学で行われている ICT 関連の研究の一部の紹介。
公立大学法人会津大学 地球観測衛星のデータ解析など、会津大学でのICTを活用した技術シーズの紹介。
日本大学 工学部 復興、地域活性には、健康で持続可能な社会を実現していくこと(LOHAS)が重要であり、激甚災害時にも使える地域に根ざしたコミュニケーションサービス提供基盤について、産学連携した取り組みの紹介。
県政情報PRブース AR技術を活用したアプリによる交流人口増加に向けた取り組みや、アプリによる健康管理の取り組み、また避難されている方に情報提供するアプリの紹介。